自炊による生活改善の繰り返し

看護師は働き始めると忙しさの影響もあってコンビニや食堂などで購入できるおにぎりや菓子パン、弁当などで済ませてしまうことになりやすい。勤務時間も一定しないことから食事の時間もずれてしまいがちであり、食生活の乱れによって不調を感じるようになることもある。気力が低下してしまってやる気がなくなってしまう場合もだけでなく、本当に体調不良で苦しむ経験をする人もいないわけではない。

しかし、食生活の乱れが看護師に多いことは業界内でもよく知られているため、自分が経験してみると納得して自炊を始めるという生活改善に取り組める人もいる。自炊を始めると栄養も十分にとれるようになりやすく、みるみるうちに状況が改善するして元通りになれることが多い。ところが、自炊を始めた頃のつらさを忘れてしまい、さらに忙しい日々にまた追われている自分に気づいて自炊をやめてしまうことも少なくないのである。そして、また気力の低下や体調不良に気づいて、自炊をしなければならないと認識して生活改善を繰り返すというのはよく見られる状況だろう。

それほどに忙しい現場で働いている看護師が多いのが実情であり、家族で生活するようになるまでは自炊を始めてはまたやめてしまうというのを繰り返している看護師は少なくない。何度も繰り返しているうちに学んで継続できるようになる人もいる一方で、原因が忙しさだと気づいてその改善も同時に取り組むようになる人も増えている。